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弔辞について|依頼の仕方と準備・心構え

弔辞について|依頼の仕方と準備・心構え

弔辞を依頼されたら

葬儀式では、仏式・神式・キリスト教式を問わず、会葬者の代表が故人に向けて弔辞を奉読します。ご遺族や喪主様から弔辞のご依頼を受けられたときには、特別な理由がない限りは、お引き受けされると良いでしょう。弔辞は故人に対する尊礼の気持ちを表すものであり、社葬・お別れの会の場合、弔辞のご依頼は会社対会社、企業対企業の極めて公式なご依頼として受け取めるべきでしょう。

弔辞をお願いする

弔辞はどなたにお願いすればいいのか

弔辞をどなたにお願いするかは、葬儀を運営するうえで重要な判断となります。まず、故人の社内の立場により大きく異なりますが、故人が会長職であれば、代表取締役、代表取締役であれば、会長、また、それに準ずる方となります。また、得意先や取引先の代表者や役職者の方にお願いすることもあります。故人が公的な役職をお持ちの際は、役職先の代表者や役職者の方にお願いすることも考えておきましょう。

弔辞は何名の方にお願いすればいいのか

弔辞をお読みいただく方の人数に特別なルールはありませんが、葬儀委員長、得意先、業界・行政関係、ご友人代表、社員代表など3名から4名が一般的です。

弔辞を読む順番はどうやって決めればいいのか

弔辞を読む順番に決まりはないとされていますが、会社や組織から複数の方に読んでいただく場合は社会的地位、役職・職歴などを考慮して順番を検討しましょう。特に社葬・お別れの会の場合は、様々な配慮が必要となります。葬儀委員長・ご遺族が中心となって弔辞をお願いする方、順番をお話し合いいただくことが大切です。

弔辞はいつお願いすればいいのか

弔辞は短いといえども内容を考えていただいたり、また、巻紙などにお認(したた)めいただくなどの準備が必要になります。弔辞は、できるだけ早い段階で依頼するようにしましょう。ご逝去されてから社葬・お別れの会を執り行う日時が決まり次第、お願いするのがよいでしょう。弔辞をお願いする際は弔辞の長さや目安となる時間、また、どなたに弔辞を依頼したのかを伝えていただくと弔辞の内容が重ならないように配慮しやすくなるため、忘れずにお伝えしましょう。

弔辞を読んでいただいた方へのお礼

弔辞を読んでいただいた方には、お葬儀後1~3日後にお礼状を添え、お礼の品をお贈りします。弔辞を読んでいただいた方は故人やご遺族へのご厚意によるものです。現金や商品券などでお礼をすることは失礼にあたると考えるのが一般的です。

弔辞を読んでいただいた方へのお礼状(例文)

お礼状は弔辞をいただいたお礼と、生前の厚情に感謝する気持ち、今後のお付き合いを願う一文を書き添えます。文例としては、以下の通りです。

弔辞を読んでいただいた方へのお礼状(例文)

弔辞を依頼されたときの準備と心構え

弔辞に込める思い

弔辞の長さ・奉読時間は3~4分を基本として考えましょう。400字詰原稿用紙で2分と考え、2枚程度の原稿を目安にするとよいでしょう。冒頭は、故人への呼びかけから始めます。故人の訃報に接した際の驚きや悲しみの気持ちを認めましょう。主題となるのは、故人の人柄や功績、お二人の間のエピソード、そして、故人に伝えたい約束や決意を添え、ご遺族へお悔やみの言葉、故人への最後の言葉をお伝えください。

弔辞の書き方

市販の弔辞用紙を使われる方が増えているようですが、原則として薄墨の毛筆で、奉書紙や巻紙に認めます。弔辞はご遺族の元に、故人の思い出の一つとして長く保存されます。文字は丁寧に書き、代筆であっても構いません。文頭や改行の際には、行頭の一文字下げる必要はなく、句読点を打つ必要もありません。読みやすいように一字分空けて書きましょう。弔辞は故人へ語りかけるとともに、ご遺族や参列者の皆さんにも聞いていただくものです。聞き取りやすい、わかりやすい言葉を選びましょう。社葬・お別れの会の場合、事前にご担当者に弔辞の内容を確認いただくことで、両社の関係をより深く、強いものにしていくことができるでしょう。

弔辞の読みかた

弔辞を読む際は、「ゆっくりと一語一語を噛みしめように、真心を込め、丁寧に」読み上げます。感情的な表現や抑揚は避け、ご遺族や参列者の皆様を驚かせるようなことのないように注意しましょう。

<社葬・お別れの会アドバイス>

弔辞を依頼された時には?

自分の他に依頼された方がいるのか。内容が重複しないようにするために確認しておきましょう。故人の経歴を確認する。生年月日、氏名、名称などの間違いを防ぐため(依頼する側は、故人の経歴書をお渡しする配慮をします)ゆっくり、はっきりと朗読します。早口の弔辞は聞きとりにくく、軽い印象を与えます。

社長への弔辞(社員代表より)

社長への弔辞(社員代表より)

※本項目は、講談社発刊/セレモア監修『社葬のすべて』から、一部内容を引用しております。

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