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お別れの会のはがき返信のマナーと書き方
お別れの会に招待された際、返信はがきの書き方にはマナーが存在します。今回は、出席する場合と欠席する場合の返信はがきの正しい書き方をご紹介いたします。
出席する場合の返信はがきの書き方
出席を伝える際は、単に出席の意思を示すだけでなく、配慮を忘れないようにしましょう。
1. 出席の意志表示
返信はがきの裏面にある「御出席」の「御」の部分を二重線で消し、「出席」の文字を丸で囲みます。
2. 欠席を消す
「御欠席」の文字を全て二重線で消します。
3. 敬称を消す
「御住所」の「御」と「御芳名」の「御芳」の文字をそれぞれ二重線で消します。
4. 行→様に変更
返信はがきの表面に記載されている施主の氏名の「行」を消し、「様」と記入します。
コメント欄がある場合
余白があれば、以下のような一文を添えることで、遺族への配慮を示すことができます。
「ご連絡をいただきありがとうございます。皆様と共に故人様を偲ぶ場に、謹んで出席させていただきます。」
欠席する場合の返信はがきの書き方
欠席する場合には、その理由を簡潔に記載することが礼儀とされています。
1. 欠席の意志表示
「御欠席」の「御」を二重線で消し、「欠席」の文字を丸で囲みます。
2. 出席を消す
「御出席」の文字を全て二重線で消します。
3. 敬称を消す
「御住所」の「御」と「御芳名」の「御芳」の文字をそれぞれ二重線で消します。
4. 行→様に変更
返信はがきの表面に記載されている施主の氏名の「行」を消し、「様」と記入します。
コメント欄がある場合
余白があれば、以下のような一文を添えることが望ましいです。
「御連絡をいただきありがとうございました。大変申し訳ありませんが、都合により欠席させていただきます。」
お詫びの手紙を送る場合
欠席する際には、返信はがきとは別にお詫びの手紙を送ると丁寧です。
謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度は○○様のお別れの会のご案内をいただき、誠にありがとうございます。
故人様との思い出を語り合いたい気持ちは山々ですが、残念ながら体調を崩してしまい、医師から安静を命じられております。
貴重なお席を空けてしまい大変申し訳ありませんが、故人様のご冥福を心からお祈りいたしますとともに、心よりお悔み申し上げます。
敬具
お別れの会の案内への返信の書き方には、故人と遺族への敬意を表すためのマナーが存在します。適切な書き方を心がけ、故人を偲ぶ気持ちを形にしましょう。